設立にいたる思い

昨年5月、最愛の娘、花をなくしました
家族や仲間、お友達、選手、関係者、
ファンの方はじめ、 本当にたくさんのかたが
かなしみ悼んでくださいました

ニュースでもたくさん報道されました
花のことをなかったことにされたくない、
責任を明確にしたい想いから 
体調の許す限り取材もたくさん受けました
議員さんにも話を聞いていただきました
法律も少しずつ変わっていきます

それなのに、今日もSNSの中では変わらぬ
ネットリンチを目にします

変わらない光景

その度に 花をなくしたかなしみ、苦しみ、
無力さに苛まれます

花を失い
わたしの心も同時に失ってしまったような気持ちのなかで
せめて花のためにしてやれることはないかと考えたときに

2度とこんなかなしいことが起こらないように
様々な問題に対して声をあげていこうと
思いました

少しでも 花の望んだやさしい世界に近づけられるように
全力で動いていこうと決めました 
それは同時にわたしの生きる理由でもあります

そのひとつとして
誹謗中傷の被害者も加害者も減らすことを
目標に様々な啓蒙活動をしていきたいと思います

また世界中の皆様に寄付を募ることで
SNSにおける問題に関心を持っていただき
活動がより広く意味のあるものになると考えています

どうか皆さまにこの想いがまっすぐ伝わりますように

木村 響子

設立趣旨

インターネットは、今や私たちの生活に欠かせないツールとなっていますが、
その急速な発展により、SNS等において顔の見えない相手が悪口等を言いふらし 他人の名誉や感情を傷つける 誹謗中傷や他人の個人情報や私生活などを暴露するプライバシー侵害等が深刻な社会問題となっています。

そこで「一人でも多くの方々が 被害者にも加害者にもならず、
インターネットを笑顔で使える優しい世界を目指したい」このような想いを抱き、
これまでSNS教育を主眼とした情報発信や講演会等の 啓蒙活動を行ってまいりました。


今後は、上記の活動を更に拡げ、
SNS教育で役に立つ教材作りを行うと共に、
全国の小学校、中学校、高校、大学などの教育機関において、 児童、生徒及び学生たちに加害者にも被害者にもならないためのSNS教育をしてまいります。
また、深刻化しているSNSによる被害者を 救済するために、
国に対して、積極的に「インターネット上の誹謗中傷被害者」 救済を訴えていきたいと考えております。

このような活動には行政や一般企業からの支援、一般の皆様のご参加・ご支援が 不可欠です。

そして今後更なるご賛同・ご支援を頂くには、 より公益性および信頼性の高い法人格の取得が必要と考え、
この度、特定非営利活動法人を設立することと致しました。

皆様のご理解とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

今後の活動予定

1. SNS教育啓発普及事業
2. SNS教育啓発に関する物品販売事業
3. SNS教育プログラム開発事業
4. SNS教育相談・支援事業
5. SNS教育関連書籍出版事業
6. 人権問題に関する調査研究及び政策提言とその実現のための事業

2021年2月22日、千葉県富里市立富里南小学校6年1組、2組で古谷成司先生による「誹謗中傷について考える」授業が行われました。
木村響子は、ゲストとして参加。
プロレスラー時代に受けた誹謗中傷のエピソードを語り、子どもたちとこの問題について話し合いました。